現場の詳しい実情とは

調理のポイントは3拍子そろえること

需要の高まりから注目を集めているヘルパー。ヘルパーの仕事内容の一つに調理業務があります。まさに主婦の日頃の経験を活かせる仕事だといえるでしょう。

ヘルパーは3つの調理サービスを提供しています。主に1人暮らしの高齢者世帯に向けた生活援助となる一般調理、身体介護サービスとなる利用者の意欲やADLの向上の観点から利用者と一緒に調理をおこなう自立支援のための調理、利用者の心身の状況や生活状況を勘案した上で、エネルギーや塩分などに配慮したり、主治医の指示に基づき専門的配慮をもって行う調理があります。

調理サービスでは、利用者の冷蔵庫にある食材で献立を考えて、好みや噛む力、飲み込む力、栄養バランスを考えることが必要になってきます。そんな中、コンロがひとつしかない、ザルがない、包丁がきれにくいなど利用者宅により調理環境がさまざまで、時間内に効率よく行うことが難しいという問題がよくあるものです。そのため、さまざまな制限がある中でも利用者においしいと喜んでもらえるような料理を作るスキルを磨くことが大切になります。

高齢となるとかたいものや大きなものが食べづらく、飲み込みづらくなってきます。食べにくいものを食べないというように避けるのでなく、食材の選び方や調理の工夫で食べられるようにするのがヘルパーの役割です。しかし、基本は自分が普段食べているものと変わらず、自分が食べても美味しく食べられる料理をつくるのが原則となります。高齢者の食事支援では美味しさ、栄養、食べやすさの三拍子をそろえることが大切なので、食べやすさと身体に必要な栄養がとれるように配慮しながら美味しく食べてもらえるように調理するといいでしょう。万人受けする料理を作るには、定番の家庭料理を基本としながら、好みに配慮し下ごしらえからひと手間かけて、減塩に気を付け味のバランスを整えることがポイントです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です